◎窒素ガスの供給方法
  所内に供給している窒素ガスは、液体窒素を蒸発器に通して気化させることで製造しています。
  原液の液体窒素は、分析表によると、純度⇒>99.999%、O2⇒0.3ppm、H2O⇒1.01ppm、露点⇒-76℃
  となっています。(2009年 7月 2日の分析表参照)
      分析表
  ユースポイント(UP)での分析はしていないので確定したことはわかりませんが、
  供給開始から8年以上経過しているので、常時使用している箇所では、分析表に近い値が出ていると思います。
  また、現在の供給源の圧力は、0.70MPa前後となっています。(使用状況により多少脈動します)

◎窒素ガスの過去の利用状況(直近は最新情報の項目を見て下さい)
   省略しました。

◎お知らせ
  2007年3月に、窒素ガスの供給源(液化窒素貯槽)に緊急遮断弁を設置しました。これは、建物が崩壊するほどの
  大地震が起きて、生研本館およびAn棟に張り巡らした窒素ガス配管が壊れた時、酸素欠乏症などの二次災害の発生
  を未然に防ぐため、窒素ガスの供給源を大地震発生時に緊急遮断するものです。
  感振器センサーは、125Gal以上、およそ震度6強以上の時、遮断する設定となっています。
  そのため、大地震発生時には、窒素ガスの供給が止まることもあることを、ご了承願います。

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