( )内は2016年度の正答率。参考までに。
1. a) 79% (75%), b) 18% (14%), c) 7% (3%)
2. 89% (84%) (理由が示されていなかったものは不正解とした)
3. 11% (11%)
4. a) 70% (68%), b) 46% (68%), c) 36% (29%), d) 61% (41%)
5. 酢酸イオン 84% (80%),アニリン 18% (13%) (アミノ基はそのままでベンゼン環の二重結合の位置を変えたもののみが書いてある場合は不正解とした)
6. 23% (32%) (ペアで合っているもののみ正解とした。シス体は2つのメチル基がアキシャルに出たエネルギー的に不安定なコンホメーションでもOKとした。)
7. 20% (24%) (ペアで合っているもののみ正解とした。)
昨年と比べて全体的に正答率が少し高い。特に,カルボニル化合物のα位プロトンの酸性度(4d)は対昨年比でかなり理解度が高い。一方,アミンの塩基性度の問題(4b)と立体化学(6,7)は昨年よりも下回った。