■第28回 生研公開講座 
イブニングセミナー 「機械工学の最先端」


平成15年11月7日(金)〜平成16年1月16日(全8回)

最近の機械工学は、熱力学、流体力学、材料力学、機械力学といった、いわゆる、4大力学を基幹とした従来のの学問的体系の枠を遥かに超えて発展しつつあり、ナノ・バイオ・医療などの分野においても大きな貢献を果たしつつあります。
また、新交通システム、エネルギー・環境分野などの融合領域・複合領域でも、多くの機械工学研究者が研究・開発のイニシアチブをとっておます。
本イブニングセミナーでは全8回の講義を通じて、このような最前線で活躍している講師により、機械工学における、最先端の研究開発動向を紹介します。


■第27回 生研公開講座 
イブニングセミナー 「確率の低い、しかし確実に起こる巨大地震に備える」


平成15年5月9日(金)〜平成15年7月4日(金)(全8回)

東海・南海地震が今世紀の遅からぬ時期に発生すると考えられています。そして、東海地震の震源域が従来の想定より拡大するという最近の研究結果を受けて、中央防災会議(会長=小泉純一郎首相)では、地震防災対策強化地域にあらたに98市町村を加え、この地域に含まれる人口の約1200万人と倍増することになりました。
東海・南海地震に限らず、発生確率が低く、一旦起こると、その影響の著しく大きい地震災害に備えることは、実に大変です。“過去の記憶”を伝えていくだけでなく、静穏な時期に激変した社会環境が想像しがたい新たなタイプの被害に結びつく可能性を“想像”していかなければならないのです。
今回のイブニングセミナーでは、地震・防災の分野で活躍される8名の専門家が、過去(地震考古学)から現在(耐震診断・設計)、未来(統合シミュレーション構想など)を見通す研究最前線を紹介し、皆さんと一緒に「長期的なビジョンに立った真の防災対策」を考えます。  


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