■第26回 生研公開講座 
イブニングセミナー「工学とバイオ研究グループ−工学からバイオへの新しいアプローチ」


(平成14年10月18日(金)から平成14年12月20日(金)(全9回)

「工学」という言葉から連想されるのは、自動車や電子デバイスなど、人工物を対象として、それらの製造に必要な設計原理や製造手法などを支える学問ですが、ヒトの遺伝情報の解読が進み、細胞培養による組織構築などが議論されるようになった昨今では、生物そのもの、あるいは環境問題などのように生物を内部に含むシステムについても、工学の対象として扱うことが求められるようになってきました。
本セミナーでは、東京大学生産技術研究所においてバイオに関連する研究を行っている教官がそれぞれの研究テーマを紹介し、工学とバイオ技術との接点から生まれる新たな技術の可能性を解説します。

●講座
「工学とバイオ研究グループ−概要紹介」
 教 授  渡辺 正
「バイオのためのマイクロチップ技術」 
 助教授  藤井 輝夫
「生体と超分子化学-生体の情報処理システムは?」
 教 授  荒木 孝二
「生物的窒素固定と工業的アンモニア合成」
 教 授  溝部 裕司
「バイオセンサー」 
 助教授  立間 徹
「生体材料を用いた光情報処理」  
 助教授  志村 努
「バイオナノマシン」  
 助教授  野地 博行
「マイクロマシンのバイオ応用」 
 教 授  藤田 博之
 講 師  竹内 昌治
「いま、糖がおもしろい」
 教 授  畑中 研一
「生体と食品の凍結・貯蔵・解凍」
  助教授  白樫 了
「テンセグリティと生物」
 助教授  川口 健一
「循環器系疾患の計算バイオメカニクス」
 助教授  大島 まり
「生体の材料力学モデル」
 助教授  吉川 暢宏
「培養ヒト細胞を用いた新規デバイス・システム」
 助教授  酒井 康行
「工学とバイオ研究−今後の展開」
 助教授  酒井 康行


■第25回 生研公開講座 
イブニングセミナー 「生活に密着した材料工学」


平成14年4月19日(金)〜平成14年7月12日(金)(全10回)
 
人類の歴史は道具の歴史でもあり、武器や食器などが様々に発展してきました。道具の材料も木、石、土、青銅、
鉄などと変遷し、今日ではセラミックスやプラスチックなども生活に密着した製品(道具)を作る材料といえます。
本セミナーでは、生活を支える製品に使われている「材料」がどのようにして生み出されていくのか、「新材料」が身の回りの生活でどんなところに役立っているのか、を中心に解説します。

●講座
「地球環境にやさしい素材、エコマテリアル」
 教 授   山本 良一
「光を操る有機材料」
 教 授   荒木 孝二
「気付かずに使っている電子セラミックス素子」 
 教 授   宮山  勝
「金属材料と資源」  
 教 授   前田 正史
「電波環境と電波吸収材料」  
 教 授  香川  豊
「材料リサイクルで環境負荷は下がるか」 
 教 授  安井  至
「セラミックス材料のチューニング」 
 助教授  岸本  昭
「身の回りの高分子」 
 教 授  畑中 研一
「非晶質炭素膜とダイヤモンド膜」  
 助教授  光田 好孝
「未来材料チタン」  
 助教授  岡部  徹


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