奨励会 外国人研究者講演会
2019年度外国人研究者講演会

外国人研究者の学術講演会を開催しています。

東京大学生産技術研究所 
東京都目黒区駒場4-6-1  駒場IIキャンパス(駒場リサーチキャンパス)


千葉実験所
柏市柏の葉5-1-5


東京大学生産技術研究所 先端科学技術研究センター

外国人研究者講演会参加費 
賛助員は無料


外国人研究者講演会申込方法

事前にお申込みください。
(研究室に連絡された場合、事前申込は不要です。)
一般財団法人生産技術研究奨励会 事務局
e-mail :fpis@interlink.or.jp
Fax : 03-5738-5224


【第1034回】

●日 時
2019年10
17日(木)10:30~12:00

●場 所
 

東京大学生産技術研究所 S棟ギャラリーS-2・会議室


●講演者

Dr. Shizuo Mukai
Associate Professor in Ophthalmology, Harvard Medical School Massachusetts Eye and
Ear Infirmary, USA


●テーマ及び講演内容

TINKERING IN THE RETINA "GARAGE" TO MAKE INEXPENSIVE RETINAL IMAGING SYSTEMS

-安価な網膜イメージングシステムを作るための“ガレージ”での試行錯誤-
かつては網膜を臨床的に映し出す医療機器は非常に高価であったため、安価で携帯可能かつ同様の
目的を達成できるデバイスとシステムが求められていた。よって私たちは、安価ですぐに利用できる
ハードウェアとソフトウェアを使った簡素なデバイスとイメージングシステムを考案した。


●司会者
教授 ペニントン マイルス

【第1033回】

●日 時
2019年10月10日(木)
17:00~18:00

●場 所
 

東京大学本郷キャンパス 工学部1号館セミナーA(4階406)


●講演者

Dr. Cherry May Mateo
Research Scientist, The Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation, Perth,
Australia


●テーマ及び講演内容

AUSTRALIAN WATER RESOURCES ASSESSMENT LANDSCAPE (AWRA-L) MODEL:
DEVELOPMENT AND USAGE IN CONTINENTAL AUSTRALIA

-オーストラリアの水資源評価(AWRA-L)モデル:オーストラリアでの開発と利用について-
AWRA-Lモデルは、オーストラリア大陸全域の水資源を評価するモデルである。本講演では、
近年のAWRA-Lモデルの開発および利用状況を紹介する。具体的には、従来よりも高解像度
(1km)を行い、灌漑農業地域や水の不浸透地域といった領域での新しい水文プロセスを
導入したモデル開発とその検証について発表する。

●司会者
教授 沖大幹

【第1032回】

●日 時
2019年10月10日(木)
13:00~14:00

●場 所
 

東京大学本郷キャンパス 工学部1号館セミナーA(4階406)


●講演者

Prof. Peter H. Gleick
Pacific Institute for Studies in Development, Environment, and Security, Oakland, California, USA

●テーマ及び講演内容

WATER AND CLIMATE: MITIGATION, ADAPTATION, AND THE SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

-水と気象:緩和策と適応策、そして持続可能な開発目標(SDGs)について-

人間活動がもたらした気候変動は加速しており、水文システム由来の温室効果ガス排出の
緩和や
避けられない影響への適応について水文分野のより一層の挑戦が望まれている。
本講演では、
水、エネルギー、温室効果ガス排出に関わる気象および水文学的な問題と、
これらの問題が
SDGsにより定められた2030年までの目標にどのような影響を及ぼすのかを
述べる。


●司会者 教授 沖大幹

【第1031回】

●日 時
2019年10月10日(木)
11:00~12:00

●場 所
 

東京大学本郷キャンパス 工学部1号館セミナーB(2階232)


●講演者

Prof. Andorea Rinaldo
Laboratory of Ecohydrology, Ecole Polytechnique Fédérale Lausanne, Switzerland


●テーマ及び講演内容

RIVER NETWORKS AS ECOLOGICAL CORRIDORS. SPECIES, POPULATIONS, PATHOGENS

-種、住民、病原体といった生態学的な通り道としての河川ネットワーク-
河川の集水域は、水文学、生態学、地質構造学のプロセスをまとめて学ぶための自然の

実験場である。このセミナーでは、河川の樹枝状構造の先端で起こる洪水、干ばつ、水の
流通といった人間の命や社会を維持している重要なプロセスについて説明する。
そして、このプロセスの予測の可能性について言及する。

●司会者
教授 沖大幹

【第1030回】

●日 時
2019年10月8日(火)10:30~11:30

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
 大セミナー室(Dw601)

●講演者

Prof. Boris STOEBER
The University of British Columbia, Canada

●テーマ及び講演内容

TOPICS IN MICROFLUIDICS AND SENSING TECHNOLOGY

-マイクロニードルを用いたバイオセンシングの紹介-

この講演では、ブリティッシュコロンビア大学のストーバー先生のマイクロ流体工学
センシング技術の分野での多くのトピックについて紹介する。議論するマイクロ流体研究の
ピックには、熱応答性流体、蒸発駆動流、および多孔質媒体を通るマイクロ流体に
関するものを述べる。高温で可逆的なゲル形成を受ける熱応答性流体を使用して、
フロー制御戦略を開発した。これには、オンデマンドでのオンチップ混合を制御する新しい
タイプのマイクロミキサーであるマイクロバルブ、および基板温度を介した液滴の制御について
議論する。マイクロ成形を使用して、生物医学用途向けのマイクロニードルなどの微細構造を
形成する。このような針は、治療の監視や皮膚組織への薬物送達に役立つことが示されて
いる。皮膚組織として、紙は多孔質の媒体であり、水を介した紙の多孔質構造の濡れを
視覚化する方法を開発した。また、ピエゾ抵抗とピエゾ電気の原理を使用したセンシング
アプリケーションにも紙使用している。


●司会者 教授 金範埈

【第1029回】

●日 時
2019年9月27日(金)13:30~14:40

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
 大セミナー室(Dw601)

●講演者

Prof. Michael Dudley
Stony Brook University, New York, USA

●テーマ及び講演内容

THE ORIGINS OF THE DEFECT CONFIGURATIONS OBSERVED IN PVT-GROWN SiC
SUBSTRATES AND CVD-GROWN HOMO-EPITAXIAL LAYER


-SiC昇華法成長基板ならびにCVDホモエピタキシャル成長基板中の欠陥配置の起源-
昇華再結晶法による4H-SiCインゴットおよびCVD成長法による4H-SiCホモエピタキシャル層に
関する研究をレビューし、議論する。さらに、初期の欠陥の起源に関して議論した上で、
デバイスの活性領域にこれらのさまざまな欠陥が存在した際の悪影響の可能性を説明する。

●司会者
准教授 吉川健

【第1028回】

●日 時
2019年8月9日(金)9:30~11:00

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
 千葉実験所大会議室

●講演者

Prof. Dorje Brody
University of Surrey, UK


●テーマ及び講演内容

EVOLUTION SPEED OF OPEN QUANTUM DYNAMICS

ー開放量子系の時間発展速度ー
量子系の時間発展速度が話題になっています。始状態と終状態を指定して、その間を つなぐ
最短の時間発展を探る問題は、量子工学上も重要な課題です。これまで主に閉じた量子系で
議論されてきましたが、本講演では開放量子系において時間発展速度を議論します。

●司会者
教授 羽田野直道

【第1027回】

●日 時
2019年8月8日(木)13:30~15:00

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
 千葉実験所大会議室

●講演者

Dr. Eva-Maria Graefe
Reader, Imperial College London, Department of Mathematics, UK

●テーマ及び講演内容

NON-ADIABATIC TRANSITIONS THROUGH EXCEPTIONAL POINTS IN THE BAND STRUCTURE
OF A PT-SYMMETRIC LATTICE

-PT対称な非エルミート系のバンド構造における例外点の非断熱遷移-
量子力学においては、通常ハミルトニアンは自己共役(エルミート共役)とされますが、近年、
非自己共役(非エルミート)に拡張する研究が、応用も含めて盛んになりつつあり、特に
PT対称系が新機能デバイスと関連して重要性を増しています。
本講演では、そのような系で起こる特異なダイナミクスを報告します。

●司会者 教授 羽田野直道

【第1026回】

●日 時
2019年8月8日(木)11:00~12:30

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所 中セミナー室2(As301・302)

●講演者

Prof. T. B. Liverpool
School of Mathematics, University of Bristol, UK

●テーマ及び講演内容

NON-EQUILIBRIUM STEADY STATES IN SOFT DRIVEN MATTER

-駆動されたソフトマターの非平衡定常状態-
本講演では、平衡状態にある系についてよく知られている定常状態の概念が、駆動下にある
揺らぐ物理系に一般化可能なことを示すとともに、このような非平衡定常状態が存在するための
条件、さらには安定条件について議論する。


●司会者
教授 田中肇

【第1025回】

●日 時
2019年8月8日(木)11:00~12:00

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
E棟ラウンジ(E2階)

●講演者

Dr. Yosuke Kumamoto
Assistant Professor, Center for Immunity and Inflammation and Department of Pathology,
Immunology and Laboratory Medicine, Rutgers New Jersey Medical School, USA


●テーマ及び講演内容

ROLE OF DENDRITIC CELL SUBSETS IN T HELPER TYPE 2 RESPONSES

-Th2型免疫応答における樹状細胞サブセットの役割-
樹状細胞(DC)はその表現形により様々な亜集団に分類され、各々のDC亜集団が異な
タイプの免疫応答を誘導する。今回我々は即時型アレルギーや寄生虫感染に重要なTh2
免疫応答を制御するDC亜集団を同定し、そのT細胞活性化における役割を解析した。


●司会者
准教授 池内与志穂

【第1024回】

●日 時
2019年8月7日(水)11:00~12:30

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所
中セミナー室1(An401・402)

●講演者

Dr. John Russo
Lecturer, Theoretical Soft Matter and Biological Physics, University of Bristol, UK


●テーマ及び講演内容

THE KINETIC PATHWAY OF CRYSTAL NUCLEATION REVEALED BY MACHINE LEARNING

-マシン・ラーニングを用いた結晶核形成における運動学的経路の研究-
これまで、結晶核形成を経て出現する結晶の同定は、いくつかの回転対称性を特徴づける

変数を用いた判定を基になされてきた。しかしこの方法は、多次元空間の2次元空間への
射影に基づいているため、大きなエラーを伴う可能性がある。そこで、マシン・ラーニング
用いて多変数空間を直接取り扱うことにより、結晶核形成過程の運動学的経路に迫る新しい

方法を開発したので紹介する。

●司会者
教授 田中肇

【第1023回】

●日 時
2019年7月30日(火)14:00~15:00

●場 所
 
東京大学
生産技術研究所 小セミナー室2(An404)

●講演者

Dr. Yannis P Korkolis
Associate Professor, Ohio State University, USA


●テーマ及び講演内容

DUCTILE FRACTURE OF AN ALUMINUM ALLOY USING A NEW CRUCIFORM-LIKE SPECIMEN

-新しい十字型試験片を用いたアルミニウム合金の延性破壊評価-
二軸応力状態における成形限界や延性破壊挙動を定量的に評価するために、新しい十字型
試験片を用いた二軸引張試験によるアルミニウム合金薄板の成形限界および延性破壊挙動の
評価とそれらの予測を行った。


●司会者
准教授 古島 剛

【第1022回】

●日 時
2019年7月1日(月)11:30~12:30

●場 所
 
東京大学生産技術研究所 中セミナー室3(As303・304)

●講演者

Dr. Min-Hui Lo
准教授 国立台湾大学 大気科学科, 台湾

●テーマ及び講演内容

PRECIPITATION CHANGES OVER THE MARITIME CONTINENT UNDER DEFORESTATION
AND GLOBAL WARMING


-東南アジアの降水量変化における森林伐採及び地球温暖化の影響-
気候シミュレーションを用いて森林伐採及び地球温暖化が東南アジア地域の気候へ与える
影響を明らかにした。アマゾンなど他の熱帯雨林と異なり、東南アジア地域では森林伐採が
気温と降水量を共に増加させることがわかった。


●司会者
特任准教授 金炯俊

【第1021回】

●日 時
2019年6月28日(金)9:00~12:00

●場 所
 
東京大学先端科学技術研究センター 3号館南棟1 ENEOSホール

●講演者

Dr. H. Kit Miyamoto
Ph.D., S.E., Global CEO, Miyamoto International, Inc., State of California, USA

●テーマ及び講演内容

INNOVATION IN EARTHQUAKE ENGINEERING WORLD-WIDE BASED ON CASE STUDIES

-ケーススタディに基づく世界の地震工学の革新について-
2010年ハイチ地震(ハイチ)、2011年クライストチャーチ地震(ニュージーランド)、2011年の
東日本大震災(日本)などの大規模地震災害の後の経験と活動に基づく最近の地震工学
技術と革新について紹介する。


●司会者 教授 目黒公郎

【第1020回】

●日 時
2019年6月19(水)13:30~15:00

●場 所 
東京大学生産技術研究所千葉実験所 n210

●講演者

Prof. Fabio Bagarello
パレルモ大学 数理科学科, イタリア


●テーマ及び講演内容

RECENT RESULTS ON NON SELF-ADJOINT HAMILTONIANS

-非自己共役ハミルトニアンにおける新しい理論-
量子力学においては、通常ハミルトニアンは自己共役(エルミート共役)とされますが、近年、
非自己共役(非エルミート)に拡張する研究が、応用も含めて盛んになりつつあり、新機能デバイスの
設計指針を与えるべき理論開発が重要性を増しています。
本講演では、最新の理論成果について報告します。


●司会者 教授 羽田野直道

【第1019回】

●日 時
2019年6月13日(木)13:30~15:30

●場 所 
東京大学生産技術研究所
産学連携活動室(Dw404)

●講演者

Dr. Irene Vignon-Clementel
Research director (DR), Inria Paris & Sorbonne University LJLL, France

●テーマ及び講演内容

PATIENT-SPECIFIC HEMODYNAMICS SIMULATIONS FOR INTERVENTIONAL PLANNING OF
CONGENITAL AND ACQUIRED CARDIAC DISEASES


-先天性および後天性心疾患に対する手術計画のための患者個別血行動態シミュレ-ション-
血行動態モデリングは、外科手術またはデバイス設置による局所的な流体力学的変化を予測する手法
として臨床応用を念頭に発展してきています。しかしながら、解析領域外の循環系の部分または撮像
できない下流の血管末梢網とそれらの相互作用を考慮に入れることは依然として困難です。本研究では
患者個別の画像ベースモデリングに向けて、この問題に対して開発されたいくつかの計算方法を紹介します。
後天性および先天性心疾患のいくつかの例を通して、形態学的および機能的データを含めることにより
シミュレーションがどのように実行され得るかを実証します。また、シミュレーション結果のもたらす影響について
検討します。例えば、解析条件を個別あるいは全て含めてシミュレーションすることにより、病気の悪化や手術の
影響、リスク予測の基礎となりうるかを検証します。


●司会者 教授 大島まり

【第1018回】

●日 時
2019年6月11日(火)16:00~18:00

●場 所 
東京大学生産技術研究所
E棟ラウンジ(E棟2階)

●講演者

Prof. H. Tom SOH
Department of Chemical Engineering, and Department of Electrical Engineering and Radiology,
Stanford University, USA


●テーマ及び講演内容

REAL-TIME BIOSENSOR FOR CONTINUOUS MEASUREMENTS OF SPECIFIC BIOMOLECULES I
N LIVE ANIMALS


-連続的かつリアルタイム計測のバイオセンサー-
イン・ビボ(生体内)で血流中の特定の分子を連続的に測定することができるバイオセンサーは、臨床医に
患者の健康状態をより正確に知らせる、それから治療に対するそれらの反応への貴重なキー要素になる。
残念なことに、連続的かつリアルタイムでの測定は現在のところ、一つの標的(例え、グルコースおよび酸素)に
対してのみ可能であり、連続的測定のための既存のプラットフォームは他の分析物のモニタリングにはまだ
できない。
この講演では、生きている動物の広範囲の循環分子を連続的に追跡することができるユニバーサルリアルタイム
バイオセンサー技術を紹介する。


●司会者
教授 金範埈

【第1017回】

●日 時

2019年6月11日(火)16:00~17:00


●場 所 

東京大学生産技術研究所
大セミナー室(Dw601)

●講演者

Dr. George Fytas
Group leader, Max Planck Institute for Polymer Research, Germany


●テーマ及び講演内容

HARNESSING HYPERSONIC PHONONS IN NANOSTRUCTURED SOFT MATTER

-ソフトマテリアルナノ構造中の極超音速フォノン制御-
コロイド構造中のやわらかさや密度の周期性は、弾性波の伝搬に大きな変化をもたらしている。

本講演では、構造設計されたコロイド中でのハイパーソニックフォノンの振る舞いについて述べ、
高分子科学における有用な知見を紹介する。


●司会者
准教授 野村政宏

【第1016回】

●日 時
2019年5
月23日(木)11:00~12:00

●場 所 
東京大学生産技術研究所
E棟ラウンジ(E棟2階)

●講演者

Dr. Albert H. Kim
Associate Professor of Neurological Surgery, Genetics, Neurology, and Developmental Biology
Washington University School of Medicine, USA


●テーマ及び講演内容

INSIGHTS INTO THE GENETIC AND EPIGENETIC REGULATION OF GLIOBLASTOMA

-グリオブラストーマのジェネティック制御とエピジェネティック制御-
悪性脳腫瘍であるグリオブラストーマは腫瘍内および腫瘍間で遺伝的な多様性を持つ。

これにより、
1)遺伝的な多様性は臨床にどれほど意味があるのか?

2)グリオブラストーマの悪性さを生み出す共通の機構は存在するか?
という2つの大きな問いが生まれている。遺伝的に多様な細胞間で共通するエピジェネティックな
特徴がグリオブラストーマの標的となると考える。


●司会者
准教授
 池内与志穂

【第1015回】

●日 時
平成31年4月19(金)10:00~11:30

●場 所 
東京大学生産技術研究所
小セミナー室3(As305)

●講演者

Prof. Dürr, Michael

Justus Liebig University Giessen, Germany

●テーマ及び講演内容

ORGANIC FUNCTIONALIZATION OF SILICON SURFACES -REACTION DYNAMICS, KINETICS,
AND CONTROL


-シリコン表面の有機化学的機能化:反応ダイナミックス・速度論および制御-

有機分子の吸着によるシリコン(Si)表面の化学的な機能化は半導体デバイスへの応用が高く期待されている。
Si表面のダングリングボンドは高い反応性を持つため、有機分子は様々な吸着状態を取ることが多く、均一な
吸着構造を実現することは困難である。

本講演では、光電子分光や非線形分光、走査トンネル顕微鏡や分子線の技術を用いて、Si表面における様々な
官能基を持つ有機化合物の反応機構を明らかにした研究を紹介する。


●司会者
准教授 ビルデ マーカス

【第1014回】

●日 時
平成31年4月17日(水)15:00~17:00

●場 所 
東京大学生産技術研究所
大セミナー室(Dw601)

●講演者

Prof. Arsen Krikor Melikov

Technical University of Denmark, Denmark

●テーマ及び講演内容

DESIGN OF INDOOR ENVIRONMENT: NEED FOR PARADIGM SHIFT


-室内環境の設計:パラダイムシフトの必要性-
室内環境は、居住者の健康、快適さ、及びパフォーマンスに影響を及ぼすが、建物の冷暖房、
換気、空調に使用されるエネルギーはかなりのものである。しかし、多くの建物の室内環境は、
十分に良い状況とは言えない。

本講演では、空間における空気分布設計のパラダイムシフトの必要性とその解決策について説明を行う。

●司会者
教授 大岡龍三

【第1013回】

●日 時
平成31年4月16日(火)17:00~18:30

●場 所 
東京大学生産技術研究所
産学連携活動室(Dw404)

●講演者

Prof. Zeng Xianglong

Shanghai University, China

●テーマ及び講演内容

ALL-FIBER HIGH ORDER MODE (HOM) BEAM GENERATION AND APPLICATIONS


-全ファイバ-高次モード光ビーム発生とその応用-
光ファイバーにおける高次空間モードは、光多重通信、光ピンセット、超解像イメージング、
材料加工などに有用である。本講演では、マルチモードファイバーレーザーを用いて高次モードの
超短パルスを生成するための技術を紹介する。

●司会者 准教授 芦原聡


【第1012回】

●日 時
平成31年4月1日(月)16:00~17:00

●場 所 
東京大学生産技術研究所
小セミナー室2(An404)

●講演者

Prof. Yang Tian
College of Chemistry and Molecular Engineering, East China Normal University, China

●テーマ及び講演内容

DESIGNING RECOGNITION MOLECULES AND TAILORING FUNCTIONAL SURFACE FOR IN
VIVO MONITORING OF SMALL MOLECULES IN THE BRAIN


-脳内小分子のin vivoモニタリングを指向した認識分子の設計と機能性界面の調節-
脳内の分子活動は、その重要性が認識されながらもリアルタイムにその場で観測する技術は
確立されていない。演者は電気化学的アプローチに基づいて、様々な低分子種の脳内挙動・
影響についてその可視化を行っており、その最新の成果を講演する。

●司会者
 講師 南豪


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