安全・安心な最先端IT国家を目指して

安田 浩(東京大学国際・産学共同研究センター)
情報・セキュリティプロジェクト事務局
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安田 浩

 2003年電子政府のスタートを控え、安全な「電子政府」、安全性に裏付けられた
「e-Japan重点計画」と言ったように、安全性を重視した視点が重要になってきている。
わが国の国際競争力を担保するものは、e-Japan2002重点計画で言う「5年後(2005年)
の世界最先端のIT国家であり、そのためには、世界最先端の情報・通信ネットワークの
国家的整備が不可欠である。
 有機的に繋がったネットワークにより、企業の生産性が一層向上し、電子政府、電子
自治体も実現できる。その結果、行政の利便性・生産性向上、スリム化が図られ、同時に
それが国際競争力の源となる。
 一方、ネットワークの整備は常に危険の増大と背中合わせである。昨年11月、我が国
を含む先進30カ国が調印した「サイバー犯罪条約」は従来の国内法の再整備を要求して
おり、ネットワークセキュリティの強化は喫緊の課題である。このため産学が連携して、情
報・通信セキュリティレベル向上を推進するプロジェクトを組織した。
 本研究会では、積極的に情報・通信セキュリティ教育のカリキュラムを開発すると共に、
セキュリティ関連技術の研究推進(ハザードトレランス研究)とビジネス化(起業)支援を
通じて我が国のセキュリティ意識向上に貢献しようとするものである。

年会費 :10万円

定 員 :特になし

運用方法:
設置期間は、20037月〜20053
      定例研究会を年2−3回開催予定
     部会、分科会を設置しハザードトレランスなど緊急の課題について研究し
     提言をする。