プロセス技術がレアメタルをコモンメタルに変える
岡部 徹
岡部 徹(東京大学 生産技術研究所 教授)
100年前、アルミ二ウムは稀少で非常に高価なレアメタルであったが、革新的な製錬技術が
開発された結果コモンメタルに変身し、いまでは日常に欠かすことのできない金属素材となって
いる。
本研究会では、チタン、タンタル、ニオブ、希土類金属など、現在の技術では効率良くメタルを
製造することが困難な活性金属の還元プロセスに関する理解を深め、各プロセスの特徴やそ
の問題点を議論し、新しい生産技術について多角的に検討し開発指針を検討する。過去に行
われた研究や製錬手法の特徴と問題点について勉強し、新しいレアメタル製造技術の開発指
針について掘り下げた議論を行う。
年会費 :年30万円 (参加者2名までの場合)
:年50万円 (1社から3名以上が参加する場合)
定 員 :特になし
若手あるいはプロセス技術の経験が豊富な闊達な議論ができる方を望む
運用方法 :年5回程度 基本的には生産技術研究所内で行う