合理的・耐久的な構造システムの構築を目指して
魚本 健人
魚本建人  (東京大学 生産技術研究所 教授)
安岡善文  (東京大学 生産技術研究所 教授)
高橋健文  (東京大学 生産技術研究所 客員教授)
瀬戸島政博(東京大学 生産技術研究所 客員教授)
ミスラスデール(東京大学 生産技術研究所 客員教授)
目黒公郎  (東京大学 生産技術研究所 助教授)
大岡龍三  (東京大学 生産技術研究所 助教授)
加藤佳孝  (東京大学 生産技術研究所 講師)
魚本健人
Tel  :03-5452-6391
Fax  :03-5452-6392
e-mail:uomoto@iis.u-tokyo.ac.jp
 現在、都市には様々な構造物が存在しているが、都市の安全を考えるとあらゆる災害に対
しても十分対処できるようなより合理的な構造物とすることが必要である。
 何時生じるかもしれない災害のために大量の経費をかけることは望ましいとは言えず、また、
例え建設時にはこのような要求に見合うようなものであっても、経年劣化によりその安全性
が脅かされるようになってもいけないことになる。
 そこで、本研究委員会では、より災害に対して安全で耐久的な都市基盤を構築するために
必要な技術開発の検討を @老朽化構造物、 A地球環境(CO2問題など)、 B都市環境
(ヒートアイランドなど)、 C防災、 Dモニタリング技術の観点から行うとともに、新しい設計・
施工方法や計測方法の開発を行う上で考慮すべき事項を検討している。
条  件  :第一段階として2002年4月から2004年3月までを活動期間とする。

年会費  :1社当たり10万円(10社以上)、2年目からの新規参加者は、
       原則として20万円とする。

運用方法:参加会社による現状調査、文献調査等を行うとともに、各分野の考え等を整理して、
       新しい設計・施工方法や計測方法の開発すべき事項を抽出する。
       (上記した@〜Dのワーキンググループに分かれて実施)

地震によるコンクリート橋脚の倒壊と外部環境による床版等の劣化