望ましい劣化診断システムの構築を目指して |
■コンクリート構造物の劣化診断に関する研究委員会 RC-7 |
■代表幹事:
魚本健人 (東京大学 生産技術研究所 教授) |
■連絡先:魚本健人 Fax: 03-5452-6392 Tel: 03-5452-6391 e-mail: uomoto@iis.u-tokyo.ac.jp |
■主旨 今日、コンクリート構造物は重要な社会資本として無くてはならないものになっている。しかし、このようなコンクリート構造物も荷重の増大、繰り返し荷重、鋼材の腐食、アルカリ骨材反応、凍結融解等の原因によって劣化が進行する。既存のコンクリート構造物を維持管理するためには様々な検査が必要で、中でも非破壊検査は今後益々重要になってくる。 本研究委員会では、コンクリート構造物の劣化程度を調べる方法として非破壊検査を取り上げ、どのような方法でどのようなことが分かるか、また、いくつかの方法を組み合せることでどのような情報を得ることができるかを調査することを目的として1996年4月より活動している。現在は、鉄筋コンクリート床版等の疲労載荷試験を実施し、超音波、打音、赤外線、レーダーなど種々の非破壊検査で基礎的なデータを収集するとともに、実構造物を対象とした計測を実施し、より望ましい劣化診断システムの構築を検討している。 ■その他 |
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デジタルカメラによる画像 |
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デジタルカメラ、レーダー、赤外線 |