合理的・耐久的な補修システムの構築を目指して |
■劣化したコンクリート構造物の補修工法に関する研究委員会 RC-31 |
■代表幹事: 魚本 健人 (東京大学 生産技術研究所 教授) |
■連絡先: 魚本 健人 Fax : 03-5452-6392 Tel : 03-5452-6391 e-mail : uomoto@iis.u-tokyo.ac.jp |
■主旨 コンクリート構造物が劣化した場合、必要に応じて補修・補強を施す必要がある。この場合、構造物の設置された環境や劣化程度に応じて、適切な手法を選定することが必要になるが、多数ある補修・補強工法のうちいずれの手法を適用するべきかを判断することが難しい。このため、ある工法を採用しても短期間で再補修等を行わざるを得ない場合も多く見受けられる。 このようなことが起こる原因は多々あるが、主なものとして@判断をするに必要なデータが発表されていない、A使用する材料や手法が時代とともに変化している、B同じ条件での比較がなされていないなどである。そこで、本研究委員会では種々の工法を文献等(実際の構造物の調査も含む)で比較検討するとともに、共通の室内試験および暴露実験を実施し、各工法の特徴を把握した上でより合理的で条件に適合した補修工法を選定するシステムを作成することを目的とする。 ■その他 |
![]() |
![]() |