成形加工の未来をリードする超高速・超薄肉・超転写成形
「“超” を極める射出成形」特別研究会             RC-27
■代表幹事
横井秀俊 (東京大学 国際・産学共同研究センター 教授)
■連絡先
横井秀俊 
Fax : 03-5452-6182  
Tel: 03-5452-6181
e-mail : hiyokoi@iis.u-tokyo.ac.jp
■主旨
 今日、射出成形技術はプラスチックの汎用成形加工法として確固たる地位を築き、さらに高度化がはかられている。一方で生産拠点の海外シフトが進む中、ものづくりを基盤に発展してきた我が国において、製造業の空洞化が大きく懸念されるに至っている。こうした背景のなかで、プラスチック成形加工においても生き残りをかけて、高付加価値化、高機能化を目指す成形品とそれを支える新たな成形加工技術の確立が強く求められている。こうした高付加価値化、高機能化の核となる技術に、日本の技術によって近年市場が開拓されつつある超高速、超薄肉成形技術がある。
 本研究委員会では、こうした超高速射出成形の成形現象を多面的に実験解析を行い、不確定因子の多い成形技術、金型技術の確立と新規な高機能・高付加価値成形品の実現に資することを目的としている。
 具体的には、
@超高速成形;超高速射出成形プロセスの解析
A超薄肉成形;超薄肉射出成形技術の系統的な検討
B超転写成形;超高速射出成形による超転写技術の可能性検討
以上の3つを柱にプロジェクトを編成し、当研究室で開発された可視化計測ツールを最大限活用して、上記3プロジェクトの実施を予定している。

■その他
年 会 費    : 90万円
         (年会費以上の金型製作費等をご協力いただける場合は年会費無料)
設置期間   : 2000年7月〜2002年3月
定  員    : 35社まで(2001年2月現在、27社参加)
定例研究会 : 年3〜4回開催予定