21世紀ユビキタス情報社会で花開くガリウムナイトライド半導体デバイスを探る
■ガリウムナイトライドの新展開研究会              RC-26
■代表幹事
荒川泰彦 (東京大学 生産技術研究所 教授)
染谷隆夫 (東京大学 先端科学技術研究センター 講師)
■連絡先
染谷隆夫  
Fax: 03-5452-6246  
Tel: 03-5452-6245
e-mail: someya@iis.u-tokyo.ac.jp
■主旨
 近年ガリウムナイトライドを用いた青色発光ダイオード(LED)や青色半導体レーザが開発され、フルカラーディスプレーや高密度光メモリ用光源として利用され、社会に大きなインパクトを与えている。ガリウムナイトライドの優れた光・電子的特性を考えれば、その高い潜在能力により、さらに新たな応用への展開が期待できる。
 そこで、本研究会では、材料・デバイスの両面に関する最新の研究成果に立脚して、21世紀におけるガリウムナイトライドの応用分野や波及効果を明確化し、新たな産業インパクトを見出すことを目的としている。特に、ワイヤレス通信用の高周波パワー電子デバイス、カー・エレクトロニクス用の高温動作トランジスタ、超高密度光メモリー用の青色面発光レーザなど、ガリウムナイトライドを活用した新型光・電子デバイスの応用可能性を探り、新たな研究展開・産業展開をはかる。また、有機エレクトロニクスなど周辺新技術や情報社会に求められるデバイス・システムのあり方全般についても、積極的に議論の対象に取り込む。

■その他
年会費 : 20万円
定 員 : 特になし
運用方法: 年3〜4回程度研究会を開催。
毎回2件程度の講演を行い、それについてじっくり議論を行い、討論を通じて新しい方向を見出す。平成12年度は4回の研究会にわたって計8講演が開催され、活発な討論が行われている。現在の会員数は16社となっている。会員企業のメンバーのみならず、大学においてこの分野について見識を有する研究者にもご参加頂いている。
 


 
青色ナイトライド面発光レーザ
ナイトライド量子ドット