VI. 研究および発表論文


1. 研究課題とその概要
D. 国際共同研究

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第49号 2000年度
2001.8.23


1. InAs系量子箱の電子状態制御とメモリーおよび光素子応用の研究(継続)

教授 榊 裕之・荒川 泰彦, 助教授 平川 一彦

ディレクター(エコールノルマルシューペリエ)G. Bastard

研究員(エコールノルマルシューペリエ)Ph. Roussignol・R. Ferreira

 本プロジェクトは, 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の国際共同研究として, 東大生産研とエコールノルマルシューペリエの研究者が協力して平成11年度から3年計画で研究を推進する. 量子箱の素子応用の先導的研究を進める日本側研究者と, 電子の多体状態や緩和過程に関して先駆的研究を進めるフランス側研究者が協力し, 自然形成量子箱の電子状態と緩和のダイナミックスなどを制御する方策を探り, メモリーや光素子などへの応用に適した量子箱を形成し, その有効性を示すことを目指している.

2. アジア・太平洋地域に適した地震・津波被害調査方法の構築

教授 須藤 研(代表者), 客員教授 A. S. Herath

助教授 目黒 公郎, 助手 D. Dutta

 インフラストラクチャーについて, ユネスコ(UNESCO)とヨーロッパ連合理事(Council of Europe)と共同で, ポスト地震評価プログラム(Post-earthquake Evaluation Program)を実施中であり, 関連情報を入手した. WSSI(World Seismic Safety Initiative, 世界地震安全構想)は, 1992年マドリッドで開催された世界地震工学会議総会で承認されたIAEE(国際地震工学会)の事業である. 国際災害軽減工学研究センターは, この事業に参画しており, ワークショップに参加する事により, 参加者からサイトサーベイについて情報を得る事ができた.

3. ユビキタス情報通信基礎技術

教授 荒川 泰彦(代表者)・今井 英樹・(明治大)荒川 薫

助教授(東京大)相澤 清晴・瀬崎 薫・(東京大)森川 博之

研究総括(スウェーデン・エリクソン社)Bernt Ericsson

ジェネラルマネージャー(スウェーデン・エリクソン社)石井 孝

 本プロジェクトでは, 情報通信技術研究においてこれまで指導的立場をとってきた東京大学と, 現在情報通信事業においてグローバルな展開を図っているスウェーデン・エリクソン社の強力な研究者集団が, 協同で研究を推進し, 21世紀の情報通信技術の基礎の確立を図ることを目的とする. 時間や場所の制約を超えて, 必要とする情報を誰もが簡単に安心して活用できる「ユビキタス情報社会」の実現を目指した通信基礎技術の研究を行う. 具体的な研究項目としては (1) ネットワークセキュリティ (2) モバイルコミュニケーション (3) 非線型デジタル信号処理 (4) 画像ヒューマンインターフェースである.


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