最新の研究
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コロイドの動きを支配する新しい法則を発見
コロイドの動きを支配する新しい法則を発見

高江先生(1200_800).jpg
東京大学 先端科学技術研究センターのユアン ジャアシン 特任研究員、同学 生産技術研究所の高江 恭平 特任講師、同学 田中 肇 名誉教授(現在:先端科学技術研究センター シニアプログラムアドバイザー)の研究グループは、電場下で溶液の流動がある状況でのコロイドの挙動を、独自の手法でシミュレーションし、コロイド間に溶媒が流れ込む「逆スクイーズ流れ」の概念を確立しました。これにより、コロイドの運動が劇的に遅くなることを明らかにしました。コロイド溶液の流れを電場で制御する法則を確立したことで、刺激応答性ゲルやフォトニックデバイスの効率的な設計にもつながると期待されます。