2021.04.23 プレスリリース 【共同発表】光を用いたスパイキングニューラルネットワークを実現~新しい脳型情報処理システムの実現をめざして~(発表主体:日本電信電話株式会社) 日本電信電話株式会社は、合原 一幸 東京大学特別教授と共同で、縮退光パラメトリック発振器(DOPO) を用いて、神経細胞の発火信号(スパイク)を模擬する人工光ニューロンを作成することに成功しました。
2021.04.20 トピックス 柏の葉地区を走る自動運転バスの車両交代 #東大生研 次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)は、モビリティ・イノベーション連携研究機構と新領域創成科学研究科とともに、柏ITS推進協議会による自動運転バス長期営業運行実証実験へ参加している。2019年11月1日(金)の実験開始当初から小型の自動運転バスが実験車両として用いられてきたが、この度、2021年1月18日(月)に新しい中型の自動運転バスへ交代した。
2021.04.20 トピックス 岡部 徹 教授、竹田 修 リサーチフェロー、大内 隆成 助教、芳村 圭 教授、山崎 大 准教授が文部科学大臣表彰を受賞 #東大生研 の5名の教員が令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。4月14日(水)に開催された表彰式においては、科学技術賞 研究部門受賞者を代表して、岡部 徹 教授が文部科学大臣から表彰状を代表受領し、さらに、令和3年度の表彰者(全受賞者)を代表して謝辞を述べました。
2021.04.15 トピックス 特別・合同シンポジウム 貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線(第8回貴金属シンポ)に約300名が参加 1月8日(金)に #東大生研 非鉄金属資源循環工学寄付研究部門(JX金属寄付ユニット)、 #東大生研 持続型エネルギー・材料統合研究センター、ならびに、レアメタル研究会の合同による特別シンポジウム「貴金属の製錬・リサイクル技術の最前線(第8回貴金属シンポ)」がZoomを用いるオンライン形式で開催されました。
2021.04.14 プレスリリース 【記者発表】接着材料なしで砂同士を直接接着した建設材料の製造に成功~月面など地球外での建設への応用も期待~ #東大生研 の酒井 雄也 准教授は、セメントや樹脂などの接着成分を用いず、触媒を用いて砂同士を直接接着する技術を開発しました。製造温度は現状では240℃程度で、1000℃以上を必要とする溶融などによる方法と比べて大幅に温度の低減が可能です。必要な温度をさらに低減するための検討を進めており、エネルギー消費の低減、温室効果ガスの排出抑制が期待されます。
2021.04.08 トピックス 時間との闘い [UTokyo-IIS Bulletin Vol.7] 2020年、世界的に大流行し2百万人もの命を奪った新型コロナウイルス感染症の拡大を封じ込めようと、100社以上もの製薬会社が、安全で効果的なワクチンの開発に急遽取り組みました。現在、実際に投与や臨床試験が行われているワクチンのほとんどが、不活化ワクチンと呼ばれるものです。一方、ウイルス学を専門とする #東大生研 の米田 美佐子 特任教授は、麻疹ウイルスをベクター(遺伝子を細胞に届けるツール)として用い、遺伝子組換え生ワクチンを開発するという独自のアプローチで開発に邁進しています。
2021.04.02 プレスリリース 【記者発表】レンコン構造が細胞治療の鍵!? ~ヒトiPS細胞由来膵島移植による糖尿病マウスの血糖値正常化と移植片の回収に成功~ #東大生研 の竹内 昌治 教授らの研究グループは、直径6ミリメートルのレンコン状構造のハイドロゲルにヒトiPS細胞由来膵島をカプセル化した移植片を開発しました。作製した移植片を糖尿病モデルマウスに移植したところ、半年以上の長期にわたり血糖値が正常化しました。また、一年以上の移植後に移植片を癒着なく回収することに成功しました。移植片の構造やハイドロゲルの最適化により、ヒトへの臨床応用が期待されます。
2021.03.31 イベント 【終了】[オンライン配信] UTmobI×産総研 情報・人間工学領域 協定締結記念シンポジウム:革新的モビリティ・サービスの創出と社会実装に向けて(開催日:2021/4/8) 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村和彦】(産総研)情報・人間工学領域【領域長 関口智嗣】と国立大学法人 東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構【機構長 須田義大】(UTmobl)は、モビリティ・サービス分野における連携・協力の推進に関する協定を令和3年3月23日に締結しました。この協定は、年齢や障害などに関わりなく、すべての人が「いつでも、どこでも」移動できる革新的なモビリティ・サービスの創出と社会実装を促進させることを目指したものです。これにより、移動の制限や不自由によって生じる生活の質(QoL)の低下を防ぎ、誰でも楽しく移動できる社会の実現を目指します。このたび、令和3年4月8日(木)に、この協定締結を記念したオンラインシンポジウムを開催する運びとなりました。皆さま奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。