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【オンライン開催】第30回生研フォーラム「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」(開催日:2022/3/2、3)

東京大学生産技術研究所地球環境工学研究グループでは、2022年3月2日(水)3日(木)に、第30回生研フォーラム「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」を開催いたします。

昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、生研フォーラムはオンライン開催になりました。世の中の状況はこの1年で大きく様変わりし、それに伴って研究のあり方、方向性、やり方をも再考を迫られております。

今回の感染症の世界的な蔓延を受け、2004年に米国で宣言されたマンハッタン原則「One World, One Health (OWOH)」(1つの世界、1つの健康)の重要性が改めて着目されています。OWOHにおいて、人獣共通感染症の予防、まん延の防止、生態系の保全のために、それぞれの国際機関が分野を超えて協力しあう「12の行動計画」が記載されています。「One Health」は、ヒト・家畜・野生動物の健康は1つで、医学と獣医学等が連携する必要性を述べているのに対し、「One World」は、ヒト・家畜・野生動物の健康と生物多様性の保全には、水や土壌、空気など環境そのものの清浄性、健全性が大切だという考え方が盛り込まれています。これにサイバー空間を含めて、グローバルコモンズとして定義されております。

リモートセンシングによる宇宙からの地球環境・災害のモニタリングは、OWOHの課題解決に向けて必要な情報を、サイバー空間上で透明性と信頼性の高い形で提供可能です。生態系、水文、モデリング、災害工学、リモートセンシング等における情報収集技術を取り上げるとともに、地理情報システムによる環境、森林、災害リスクの評価、熱帯感染症の分析など、広域情報の利用を対象とします。また、研究アイデア、プロジェクト紹介なども歓迎です。
 
つきましては、皆様方からの講演の募集を行いますので、ぜひお申し込み頂きますようご案内申し上げます。参加のご予定、フォーラムでの講演発表のご予定を下記Webサイトよりお申し込み下さい。

○開催期日:2022年3月2日(水)、3日(木)13:00~17:00
○開催場所:オンライン(ZOOM)
〇参加費:無料
〇参加申込締切:2022年2月14日(金)
〇論文締切:2022年2月25日(金)

【詳細URL】
http://wtlab.iis.u-Tokyo.ac.jp/iis_forum/2022/

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