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「DiaLog 気付く、つづる、つながる」開催

 山中研究室の最新の研究成果を展示するプロトタイプ展「DiaLog きづく、つづる、つながる」展が、3月20日(土)から3月28日(日)までオンラインにて開催された。2020年2月から3月にかけて本所S棟ギャラリーでの開催を予定していた「DiaLog きく、はなす、すすむ」展は新型コロナウイルス感染拡大のために中止された。本展はそのオンライン再編版である。これら2つの「DiaLog」展はデザインや研究の過程で重要な会話、ディスカッションに焦点をあてており、山中研究室で普段行われている議論を来訪者が追体験できる展示構成を行った。

 展示ウェブサイトは木材を連想させる薄茶色と黒を基調とした。各作品の紹介ページにコメント欄を設け、他の鑑賞者の意見を参照したり制作者とのディスカッションに参加したりできる仕組みを用意した。またサイトでの会話の内容をSNSと連動させ、よりインタラクティブで開かれたやりとりの実現を試みた。このように、物理空間での展示のトレースではなくオンラインでの新しい会話形式のプロトタイプとしての展示を行った。

 「DiaLog きづく、つづる、つながる」展には10日間で4,186件と多くのアクセスが得られた。(6月の東大駒場リサーチキャンパス公開2021に合わせて再度公開)

(機械・生体系部門 山中研究室 三國 孝)

図_DiaLog.png
作品ページに設けられたコメント欄、スマホ用サイトのホーム画面

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